北佐久郡御代田町 ★木で実演‼板金塗装とは?ビフォーアフター【第2回】 BANANAオート

画像

木で実演‼板金とは?
ビフォーアフター【第2回】

板金塗装ってどんなことを行っているのか...なんとなくイメージして頂くために、木の板でデモンストレーションを行った記事の第2回。前回は板金塗装の大まかな流れのご紹介と、実際の作業は工程①~③、カーボンファイバーパテを削って平らにしたところまででした。

第1回の記事はこちら
木で実演‼~板金ビフォーアフター~【第1回】

それでは早速続きの作業行きましょう。

二枚の板の継ぎ目や、大きい凸凹は平らになっていますね。でもよく見ると、まだまだ細かい木の繊維同士の隙間などあります。ここで登場するのがポリパテ。最初のカーボンファイバーパテはモッタリして大きな隙間を埋めるのに適していますが、ポリパテはよりきめが細かいので、小さな凸凹を埋めるには最適です。

 工程④ ポリパテ

ポリパテを塗っていきます。きめが細かい分、質感もゆるく厚塗りには適しません。たっぷり塗っているように見えても、実際は意外と薄塗りです。パテベラにパテを盛って一定の力で均等に塗り込みます。なるべく平らに塗る事で研磨のロスを減らします。でも、何となくホイップクリームに見えませんかね?!

再び炙ること数分..。

 工程⑤ ポリパテ研磨

削ります。この後もポリパテを塗って乾燥→研磨を数回繰り返し、全体が均一になるまで続けます。使用するサンドペーパー(紙やすり)の目も、回数を経るごとに細かくし、目が残らないようにしていきます。

研磨の工程が終わった状態です。目立っていた節のひび割れにも、しっかりとパテが入って平らになっているのが分かります。

 工程⑥ サフェーサーで均一に

パテで形状を整える作業を終えたら、やっと見た目の色を整える工程に入ります。
白いパテの上から、グレーのサフェーサー(下地剤)を吹きます。サフェーサーには主に4つ役割があります。

役割① パテに覆われている部分とそうでない部分の色ムラを無くしグレー一色にすることで、非常に小さい穴(ピンホール)などがないかの最終確認をしやすくします。

役割② 一番目の細かいパテの研磨後も、そのままトップコート塗装を行うにはまだ少し滑らかさが足りないので、それを補い十分に滑らかな表面に変えます。

役割③ トップコート塗料の食いつきを良くします。木などは塗料を吸い込みやすく、パテに覆われた部分との仕上がりに差が出来てしまうので、それを防止するものでもあります。

役割④ フェザーエッジ(硬さの異なる材質の層を研磨した時に出来るベルト状の境界帯)の非常に微妙な段差を滑らかに埋める。バナナオートではスプレーパテというものを使用しています。一般的なサフェーサーより若干厚い塗装が出来、平滑な面を作りやすいです。

関係ないですが、左利きの整備士が「スプレーガンが右利き用ばっかで慣れるまで大変だった...」と言っていました。確かに、タンクで死角が出来たり重心が右側に偏ったりして、ちょっと難易度上がるかも...。世の中右利き用の設計が多いのは、左利きの人共通の悩みですね。

サフェーサーを吹いたらまたしばらく乾燥です。じりじり。

乾燥を待つ間表面をチェックすると、やはり小さな穴が。今回使っているのがザラザラした木なのもありますが、鉄板でもこのような微細なプツプツが発生することはあります。トップコート塗装の前に、しっかり見逃さないで補修します。

 工程⑦ ラッカーパテでプツプツを埋める

プツプツの補修にはラッカーパテを使います。(緑色の部分)気になるところに塗り込み、乾いたら研磨。
ラッカーパテは、スプレーパテ(サフェーサー)と材質がほぼ同じですが、スプレーパテが液状なのに対してラッカーパテは練り辛子状です。緑色だけでなくピンクなど色々な色のものがあります。
他のパテと異なり濃い色が付いているのは、ピンホールなどの埋まり具合が確認しやすいからです。ただ、ラッカーパテの上からスプレーパテを吹かない場合など、トップコートのカラーによってはラッカーパテの色が主張し過ぎてしまい、微妙に透けるなどの影響があるため、組み合わせる色には注意が必要です。

次はいよいよトップコート塗装です(長かった~)が、今回はページが無くなってしまったのでこの辺で...。


次回はこちら↓

木で実演‼
板金ビフォーアフター【第3回】~完成まで~

Valid XHTML 1.0 Transitional Valid CSS!