北佐久郡御代田町 【旧車5-2】マツダ キャロル360 エンジンの白煙修理と車検Part2 BANANAオート

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旧車⑤
マツダ キャロル360
エンジンの白煙修理と車検 Part2

前回記事、【旧車5-1】マツダ キャロル360 エンジンの白煙修理と車検Part1(ご入庫~白煙修理まで) の続きです。

引き続き車検に向けて足まわりの整備です。
リヤのブレーキホイルもフロント同様カップゴムを交換、踏み代、隙間の調整。
サイドブレーキが緩いので、ワイヤー引き代調整などを行い、終了です。

カップゴムはこちらを使用↓
【キャロル360/KPDA】ブレーキカップゴム前輪セットor後輪セット

ここで少し敷地内を試走してみたところ、ブレーキペダル上からブレーキオイルがにじみ出てきているのを発見...。
ブレーキマスターシリンダーのオーバーホールを行うことが決定しました。
キャロルの場合は、ブレーキマスターとクラッチマスターシリンダーが一緒についているので同時に脱着・オーバーホールとなります。

オーバーホールを終え、次はいよいよ車検!と臨もうとしたのですが、ここへ来てまさかの車高不足が発覚。
中古新規でナンバーをもらう車検は、継続車検よりも審査基準が厳密です。車高が新車時の規定よりも7cm程度沈んでしまっているのは許されません。

キャロルはトーションバススプリング式なので、張調整を行い車高をある程度調整することが出来るのですが、ここでもボルト類の固着が行く手を阻みます。それらを慎重に回して調整していくものの、これだけでは不分です。

ショックアブソーバーもスカスカと弱ってしまっていた為、全輪分代用のガス入りショックアブソーバーに交換し、まだ少し足りない車高を上げる助けとしました。

›【キャロル360/KPDA】ショックアブソーバー


そして今度こそ車高も車検証記載の数字とほぼ同じまで上がり、車検に無事合格

ついにこのキャロルに、以前の軽自動車と同じ、白い小さなナンバープレートが付きました。

車検も通過しあとはお客様のお迎えを待つだけ、だったのですが、もともとの車両の状態を鑑みるに車検通過基準よりも一歩踏み込んで整備してからのほうが、お客様の目的にはより合致するものと思われ、お渡し日直前まで試走と細かな調整を行っておりました。

このキャロルが登場した頃の日本の道と、現在の道では求められる能力が変わっていることに加えて車体は年数を重ねています。
公道を走るとなると、それに出来るだけ見合った力が安定して出せないといけませんが、車検通過段階では、多少でも無理をさせると若干オーバーヒート気味になってしまう状態でした。(車検では瞬間的な確認を行う傾向があります)
エンジンが後方トランク部に位置し、ラジエーターも同様横置きで付いており走行風が当たりにくいことも拍車をかけています。

この対策として、サブラジエーター取付に加えラジエーターの外側に電動ファンとサーモスイッチを設置、水温に従いファンが風を送る補助装置としました。
ウォーターポンプ本体も冷却効率を上げる為、製作代用品に交換してあります。
ノーマルのものよりプロペラの羽根枚数と幅が大きくなっており、同じ回転数でも熱交換効率が上がります。※

※キャロルではなくトラクターのお客様ですが、同パターンのユニットを使用したウォーターポンプをご使用頂いたところ、水温計の針の上がり方が改善されたとの感想をよせて頂きました。車両の状態により個体差はありますが、効果をご実感頂ける場合が多いようです。

ウォーターポンプ新規製作代用品はこちら↓
›【キャロル360/KPDA】ウォーターポンプ 交換ユニット 【新規製作代用品】|Bodyshop-OGI

長期のお預かりでしたので、最後は「リハビリを頑張って退院したかなり高齢のお年寄りを見送るような気持ち」でのお見送りです。
お返し後も年数相応に調子をくずしやすい部分はありますが、キャロルに対する思い入れもひとかたならぬものと感じられる知識の豊富さで、ご自身でもちょっとしたトラブルは解決されてしまうので、頼もしい限りです。
(キャロルよりも二回りもお若いにも関わらずです!)

当店ではお客様一人一人違う旧車に求めるもの・ご要望を尊重するよう心がけています。
今回は飾っておくだけでない車にしたいというお客様のご希望のため、電装系を始めとして各部それぞれ大きく改善させて頂きました。

これから、また公道を走れるようになったキャロルと二人で元気にのんびり、色んな所へお出かけして、思い出を作ってくださいね。




※記事中で整備で使用したパーツはこちらのサイトでご購入頂けます。
旧車部品販売サイト BodyShop-OGI


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